埼玉大学理学部同窓会通信
埼玉大学理学部同窓会会員の皆様に「理学部同窓会通信」を電子メールにて定期的にお送りしています。過去の通信文をこちらのページにまとめて掲載してありますのでご参照ください。
埼玉大学理学部同窓会について
本理学部は1949年に設置された文理学部から始まり、理工学部(1965年設置)を経て現在の理学部(1976年設置)に発展してきました。現在の理学部は数学科、物理学科、基礎化学科、分子生物学科、生体制御学科の5学科で構成されています。この間の卒業生は約9,000名にのぼります。埼玉大学理学部卒業生の親睦・交流の場としては各学科の前身である文理学部の卒業生も加わった各学科同窓会が組織されてきました。埼玉大学理学部同窓会は各学科同窓会組織が基になり、理学部卒業生の皆様方ならびに在学生の皆様を含む組織として2003年(平成15年)に設立されました。理学部同窓会は、また、各学部同窓会の統合組織である埼玉大学同窓会(当時、埼玉大学同窓会連合会)の一員として、埼玉大学と協力して活動しております。理学部同窓会は同窓生母体である理学部と協力・連携をはかり、卒業生の親睦・交流の場であるばかりでなく理学部在学生の学生生活・就職活動への応援を行ってきています。
理学部では、理学部の教育環境を整備し学部教育の充実を図ることを通じて、学部学生の進路決定を積極的に支援することを目的として、理学部と在学生ご父母の皆様との連携組織としての「埼玉大学理学部教育環境整備協力会」を1999年(平成11年)に設立・運営して参りました。この「教育環境整備協力会」におきましては在学生に入会頂き、その予算の中から講義室の空調設備、ワイヤレス拡声システム、液晶プロジェクターと資料提示装置の設置、学生用ラウンジに就職情報用パソコン及びコンセント付き机とソファーを設置したほか、学生用の掲示板、学生用のロッカーの設置、就職講演会の開催、成績優秀な学生に対する表彰、学生用図書の購入等を行ってきました。在学生ご父母の皆様のご支援は、学生の勉学条件等教育環境の向上と言う点で、学生にとっても大変有意義なものでありました。
上で述べましたように、理学部同窓会は従来から大学・理学部と協力して独自の活動を行ってきましたが、理学部側と相談を重ねた結果、この2007年度からは「教育環境整備協力会」に代わる、広く卒業生を含めた理学部在学生後援会組織として、「教育環境整備協力会」の事業目的を踏襲した活動もあわせて担うこととなりました。今までは各学科同窓会はそれぞれの会費・賛助金を募り学科同窓会の活動を行ってきましたが、理学部同窓会としては独自の活動資金を持ちませんでした。そこで、各学科の活動を保証した上で、理学部同窓会を活動組織の母体として位置づけていくため、理学部同窓会費を新設し、理学部入学生の皆様に同窓会終身会費として10,000円の納付をお願いし、同窓会活動に役立たせて頂くことにしました。皆様方のご協力を得て、理学部同窓会は従来の活動に加えて、理学部と密接な関係を保ち、より一層、在学生の勉学環境整備、就職支援に取り組んできているところです。具体的には、次のような事業をはじめとして、様々な事業を計画・実施していきます。
- 在学生の就職支援
- 在学生の勉学環境整備への協力
- 各種就職・学術講演会、セミナー等の開催
- 各学科の会員名簿の発行
- 会報の刊行
更にこのような活動を通して、理学部同窓会は在学生に向けて、様々な分野で活躍されている諸先輩からの就職・勉学の助言・指導等を受ける機会を設け、また、卒業後には同窓会会員皆様方の親睦・交流の場として、また、企業や業界を越えた異業種交流、見聞を広める場としての役割を継続して果たしていきたいとおもいます。
以上のように、本同窓会は卒業生ばかりでなく、在学生も加わった組織として、皆様方の協力を頂いて活動して参ります。なお、本会は任意加入ではありますが卒業生ならびに在学生全員の入会をお願いしております。今後とも皆様方のご協力とご支援をお願い申し上げます。
理学部同窓会事務局